特別講義 第6週目 渡部清花 難民と社会とデザイン


学んだこと

講義全体を通して学んだことは常に物事に取り組む姿勢がポジティブな考え方でかつ別の角度から見てみようとする姿勢にとても勇気付けられた。とても行動力がある。
渡部さんの実家がNPO法人であったため常に家に帰ると学校にいけない子供や年齢の異なる人々がいたが、全く気にならなかったと仰っていた。その理由として学校に行っているだけでは絶対に出会うことのできない人々、そして考え方に直面することが出来たためであるという。
全世界の難民の数はおよそ6530万人。これは一つの国家に相当するだけの人数である。その中でも圧倒的にシリアの難民の割合が多い事も知ることが出来た。
 日本にも難民は存在している。その数19628人。しかし難民として日本の政府が認定しているのはたったの20人。認定されるまでの間は観光の名目でビザを所得して国を出て特定活動ビザで在留資格を得る。このことから、戦争や貧困で国を出たとしても、受け入れ先で難民申請が通らず毎日が苦しい人々が大半であることがわかった。
 では、実際に講義をしてくれたWelgeeがやっている事について
・月に一回の難民との交流会
・見える化(漫画をツールに難民理解)
・クラウドファンディング(難民×日本の住宅弱者の空き家活用型シェアハウス)


考えたこと
難民に対する講義前のイメージ
テント、トランプ氏、食糧、海外、貧困、戦争、文化、国が無い、帰れない、子供、逃亡、貧困、戦争。
講義後の難民のイメージ
これらのイメージは残りつつも日々前向きに生活を送っている事がわかりそれには難民と言う括りでひとまとめにしないような考え方や取り組みが重要になっていくと考える。 
 この会社ではスキルとスキルのマッチングに重点を置いて考えている。
これはスキルや多様性をもつ世界の難民たちが活躍する場を作り、「難民」としてではなく「自分」として進むことが出来る。
難民の人々は普通に働いていた状態から国を追われてしまったのでしっかり自分の専門がある人が存在する。「国籍を問わず意欲のある能力のある若者が活躍できるカラフルな社会を作りたい。」と渡部さんが仰っていたが、その通りであると考える。それぞれ人には得手不得手があり自分の色(得意)が活かせるような社会のシステムのデザインをすることで、これからの人材派遣のあり方や働き方もより良くなっていくのではないかと考えられる。
最後に
とても印象に残った言葉

点と点が繋がって線になる、そして新しい価値観を作り続ける。

どんなに小さなことでも一歩踏み出し挑戦することで世界は変えられることがこの講義では考えさせられる。

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