特別講義 第11週 中垣信夫 グラフィックと社会とデザイン


学んだこと

 クソじじいであることの価値。過去の事を体験している価値がそこにはあった。デジタル化してきたがアナログでしかできない質感や大変さなどを体験することも大切である。テレビの誕生は視覚的な伝達が主流になったため、ラジオの時にあった言語の面白さが蔑にされつつある。便利になることで、失われる能力があるのを忘れてはならない。AIがそれを体現している例で、機械がすべて計算することで人間が考えなければならないことを放棄してしまうことに繋がるからである。PCを手に入れたことで手でやることを放棄してしまった。


 今の社会は物を作り続けないといけない状態になってきている。モノと幸福は関係ない。
次の世代に優れた環境を提供できるかがデザインの基本的な考えであることを忘れてはならない。どんなに些細なことでも興味を持つことが大切。そして人と繋がり続ける事で一人では生み出せなかった価値を生み出すことが出来る。人間の哲学の上に積み重ねてきた体系がネット社会の無数の情報によって失われつつあることを忘れてはならない。知識を蓄えるときに実験と体験を合わせることで次への材料になる。



考えたこと

仲間と同じ時間を共有することはとても大切、辛かったことや楽しかったこと。どんな環境においても仲間の有無がその人の心を豊かにするのではないかと思う。感性の変化とテクノロジーの変化のスピードの違いを理解しなければならない。

今の時代の車は似たり寄ったりで真似ばかりしていて、これでは新しいものが生み出せないと講義内で述べられていたが、必ずしも真似をすることが悪ではないと考える。中国王朝を例に考えると、彼らは皇帝が変わるごとに町も文化もリセットするため日本のような“昔ながらの~”良いものが引き継がれないことが起こってしまうため良いところは真似をして伝承していくことが大切だと思う。

中垣さんの時代に生み出していたものを見て人間の能力が衰えているとも捉えられるが、時代のニーズに変化し対応してきたのだと思った。

アナログの良さを知る上でとても共感することがあった。ゲームをすることである。現代社会では実際に面と向かって行う将棋や囲碁もオンライン化が主流となってきている。アナログではやらないであろう禁じ手などもオンラインでは相手が見えないのを良いことに平然と行ってくることがある。私自身に照らし合わせたときにカードゲームを面と向かって対戦する時にアナログの良さが体感できる。相手と対戦後に会話をしたり、緊張した空気感など失ってはならないものがアナログにはたくさんあることを身を持って実感できた。

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